宇宙・銀河・太陽系・地球(TOP>宇宙・銀河・太陽系・地球)

Contents

太陽系 SolarSystem
天の川銀河
・他の銀河 アンドロメダ 銀河の一覧wiki
赤経赤緯
宇宙災害、太陽フレアとコロナ質量放出
宇宙望遠鏡・衛星

星座
・こぐま座(ポラリス=北極星)、おおぐま座(北斗七星)
明るい恒星の一覧wiki 
-おおいぬ座(シリウス 8.6光年)
-ケンタウルス座(リギル・ケンタウルス 4.4光年)
-うしかい座(アークトゥルス 36光年)
-こと座(ベガ)
-ぎょしゃ座(カペラ)
-オリオン座(リケル、ペテルギウス)
-こいぬ座(プロキオン)
-いて座(天の川銀河のブラックホール)

基本用語
赤緯赤経春分点wiki 秋分点wiki

物理学
・宇宙の始まり、ビッグバン、 ダークエネルギー
・惑星、重力、空間のひずみ、
・ブラックホール、ジェット、磁場
・ダークエネルギー、ビッグリップ
・相対性理論、重力、時空、暗黒物質(ダークマター)

Links

・国立天文台の4次元デジタル宇宙ビューワー Mitaka (youtube)
太陽系wiki太陽系の天体の一覧wiki
クエーサーwiki活動銀河核
星座図鑑 Private Observatory
ヴァン・アレン帯wiki

50のなぜシリーズ(名古屋大学太陽地球環境研究所)


太陽系 SolarSystem

    衛星  
恒星 太陽 Sun    
第1惑星 水星 Mercury    
第2惑星 金星 Venus    
第3惑星 地球 Earth 月 Moon  
第4惑星 火星 Mars    
小惑星帯  小惑星帯 Asteriod Belt
準惑星 ケレス Ceres
第5惑星 木星 Jupiter ガリレオ衛星(I イオIo, II エウロパEuropa, III ガニメデGanymede, IVカリストCallisto)  
第6惑星 土星 Saturn ディオネテティスミマスエンケラドゥスレア、 タイタン)  
第7惑星 天王星 Uranus    
第8惑星 海王星 Neptune    
準惑星 冥王星 Pluto カロンCharon
ニクスNix
ヒドラHydra
ケルベロスKerberos
ステュクスStyx
 
太陽系外縁天体 エッジワース・カイパーベルト天体 Edgeworth-Kuiper Belt Object、EKBO    
準惑星 マケマケ Makemake    
準惑星 エリス Eris    
準惑星 パウメア    

惑星の大きさ比べ(国立博物館wiki

惑星の軌道(国立博物館Wiki

準惑星の軌道(Yahoo!きっず

太陽系の旅 第4集 春分 暦のずれ すい星のしくみ すい星の軌道

  天文学概論 東京工業大学 佐々木貴教 太陽系1 2(最前線)  all

Milky 


天の川銀河

直径は10万光年。天の川銀河に含まれる恒星の数は、2000億個とか2500億個とか。銀河自体の数は1000億個とかなので恒星の数は「2000億x1000億」個もあることになる。

肉眼で見える星の数について

肉眼で見えるのは6等星までで、全天で8600個とされている。北半球であればその半分の4300個となるが、街中や視力が悪い自分は2等星ぐらいまで。
2等星は全天で67個、1等星ならまで全天で21個。合計88個の半分の40個程度か。
3等星は全天で190個、4等星は710個,5等星は2000個,6等星は5600個。


画像引用元


画像引用元


赤経赤緯、春分秋分

経度(けいど)緯度(いど)

・経度は、北極点と南極点を結んだ縦の座標。グリニッジ天文台を通る子午線0°〜180°。東回りが東経、西回りが西経。
・緯度は横の座標。赤道0°〜90°。上側は北緯、下側は南緯。
・日本経緯度原点は東経139度xxx北緯35度xxx。
 

赤経(せっけい)赤緯(せきい)

・赤経赤緯は、緯度経度と同様であるが、天球上の線。天の赤道が赤緯0°。
・赤緯ではプラス+マイナスーで表す。北極は+90°赤道は0°、南極は-90°
・赤経では、(180°までではなく)東回り360°まで測り、360°を24時と時間で表す。15°が1時間。(※時計でイメージすると間違う。時計は12時間計なので、6時間は180°でなく、半分の90°)

 


宇宙災害、太陽フレアとコロナ質量放出

宇宙災害

太陽フレアによる通信障害
・太陽からの放射線による被ばく
コロナ質量放出による磁気嵐と停電

太陽フレアによる通信障害

太陽フレアにより、太陽から急激に電磁波が放たれるため、電波通信の妨害電波となる。地球の周りの大気に影響をあたえ長距離通信をダメにする。

太陽フレアとは

太陽観測衛星「SDO」がとらえたX9.3の大規模フレア。右下の明るい部分。(引用元:NASA/GSFC/SDO

太陽フレアとは、太陽の表面のほんの一部が爆発で明るくなる現象で、電磁波(紫外線、X線)が1万倍にもなる。水爆の1億発分のエネルギーである。

電磁波とは

電磁波は周波数により呼び方と性質が異なる。低周波数(長波長)側から、電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線(あるいはガンマ線)と並ぶ。我々の目で見えるのは可視光線のみである。 電磁波は波と粒子の性質を持つ 。

電磁波と電波の分かり易い解説 (「電磁環境委員会」の電波が支える私たちの生活 )

コロナ質量放出による停電災害

磁気嵐による悪影響

コロナ質量放出により、世界中、地球上で停電する。磁気嵐による過去60年最大の影響は、1989年の3月、カナダの水力発電所が9時間停止した。
・GPSが正常に使えなくなる。2003年11月20日、アメリカ全土でGPSを使った飛行機の離着陸ができなくなった。
・人口衛星が故障する、太陽電池パネルが劣化する。

磁気嵐とは

・磁気嵐とは、地球は磁気を帯びており、地磁気と言われるが、この地磁気がブルブル震えること。地磁気が揺れるのはたくさん電流が流れているから。電流はオーロラが作っている。
・電流が地球の周りの宇宙空間に流れるとオーロラが発光する。磁気嵐の象徴は赤いオーロラである。普段はオーロラは緑色で緯度の高い地域の夜にみられるもの。江戸時代には京都に赤色のオーロラが発光した。古文書に赤いオーロラが描かれている。

コロナ質量放出(Coronal mass ejection、CME)とは

図1とサイト、図2サイト
動画1-2017/09/05-06気球向き動画2-2017/09/11太陽側面

・コロナ質量放出とは、太陽フレアに関連して(伴って)、一度で10億トンの高エネルギー電荷粒子プラズマよりエネルギーが高い荷電粒子 )の塊が放出される現象。
・その塊の移動スピードは非常に速くマッハを超え1日で地球へ到着する。太陽から地球まで光でも8分かかる。このため衝撃波を伴う。
・10年に1度レベルの2017年9月発生では、運よく太陽の側面(←地球から見て)で発生したため、直接地球へは向かわず、衝撃波が地球をかすめる程度で済んだ。この時のスピードは100年に1度レベルの早いものだった。
太陽フレアよりも怖い理由は、太陽からのガスと磁場をそのまま地球まで運んで来る。地球までプラズマを運んでくるため地磁気に作用して発電が起きる。
・発電所がない昔は怖くなかった。

※磁気嵐の原因であるコロナ質量放出は1993年に発見され新しいため、古い考えである「磁気嵐の原因は太陽フレアである」が今でも氾濫してTVでも解説されているため注意が必要である。

コロナ wiki

・太陽の表面周りの外側のプラズマで、100万度以上と非常に高温で太陽表面よりも温度が高い。
・コロナ加熱の謎
太陽の中心は1600万度と高温であるが、外側へ向うと徐々に温度は下がり表面(光球)は約6000度になる。しかし、外側に拡がるコロナは逆に100万度にまで上がる。
この謎を解くことを主目的とした太陽観測衛星Solar-B(ひので)が、日本・アメリカ・イギリスにより共同開発され2006年9月23日に打ち上げれた。3台の観測装置を使って、表面(光球)、彩層(さいそう)、コロナを同時に詳しく観測し、光球からコロナまでのエネルギーの流れを明らかにしようとしている。

プラズマとは

・温度を上げていくと、個体→液体→気体→プラズマ
・プラズマは、原子や分子がバラバラになり電子・陽子になり、電離したガス、電離気体とも呼ばれる。
・プラズマの共通した性質は「爆発する」、オーロラもプラズマ現象である。

宇宙天気予報

以下3つの監視、予報する。日本では情報通信研究機構。世界ではNOAA(ノア:アメリカ大気海洋庁)

・太陽活動
・地磁気活動 磁気嵐、オーロラ
・電離圏活動 GPS、通信に直接関連


宇宙望遠鏡・衛星

地球上の望遠鏡から天体観測すると大気によりゆらゆらする。プールの底から太陽を見ると水によりゆらゆらしてしまうのと同じである。これを大気圏外の宇宙空間においた望遠鏡ならクッキリと観測することができる。

補償光学 揺らぎを相殺できる技術。レーザー光線で大気の揺らぎを観測し、星像から揺らぎを差っ引く技術。(ハワイ島のすばる望遠鏡の補償光学装置の説明)

ハッブル宇宙望遠鏡
・ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡

日本の科学衛星 JAXAの人工衛星

・水星磁気圏探査機「募集中」MMO 2018年10月打上予定
・X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)2016年2月17日 第26号科学衛星
・X線天文衛星「すざく」(ASTRO-EII)2005年7月10日  第23号科学衛星
・赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)2006年2月22日 第21号科学衛星
・太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B)2006年9月22日 第22号科学衛星
・惑星観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)2013年
・月周回衛星「かぐや」 アポロ着陸後を観測 youtubeアポロ11号着陸後 youtubeアポロ15号着陸後

準天頂衛星「みちびき」(2017年から運用をJAXAから内閣府へ移管)

みちびきはGNSS(グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム)である。GPSはアメリカ固有のGNSSであるので、「みちびきはGPSである」は間違い。「みちびきは日本版GPS衛星である」ならOK。

みちびきはcmレベルの測位精度をもつ。GPS互換。2018年11月から4衛星で運用開始予定(2018/04現在の情報)。

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